禁煙外来について
「やめたいと思っているけれど、なかなかやめられない」
それは意志が弱いからではありません。
喫煙はニコチン依存症という"病気"です。
医療のサポートで禁煙を目指すことができます。
喫煙が体に与える影響
① がん(悪性腫瘍)
日本人の約2人に1人ががんにかかるといわれています。
喫煙は、特に肺がんをはじめ、多くのがんのリスクを高めます。
禁煙は、がん予防の大切な第一歩です。
② 動脈硬化性疾患
(心筋梗塞・脳卒中など)
喫煙は血管を傷つけ、血管の炎症や血液を固まりやすくする作用を引き起こします。
その結果、心筋梗塞・脳梗塞・慢性腎臓病などのリスクが高まります。
禁煙すると、これらのリスクは大きく低下します。
③ 呼吸器の病気
喫煙は肺にも強いダメージを与えます。慢性閉塞性肺疾患(COPD)・気管支喘息の発症・悪化につながります。
咳や痰が増え、息切れが強くなる原因にもなります。
そのほかにも…
- 高血圧
- 糖尿病
- 消化性潰瘍
- 不妊症
- 胎児・新生児への影響
- 認知症
- うつ病
- 歯周病
など、全身のさまざまな病気のリスクを高めます。
禁煙治療について
健康保険等を用いた禁煙治療を受けるには、以下の5つの条件を満たす必要があります。
- ① ニコチン依存症の判定テストで「はい」が5つ以上の方
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- ② 35歳以上で、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上の方
- ③ ただちに禁煙を始めたいと思っている方
- ④ 禁煙治療を受けることに文書で同意していただける方
- ⑤ 前回の禁煙治療の初診日から1年以上が経過している方
禁煙外来は12週間に計5回の診察を受けていただくことが基本となります。
禁煙のメリット・費用
禁煙のメリット
禁煙すると、以下のような変化が期待できます。
- 数日で血圧や脈拍が改善
- 数週間で咳や息切れが軽減
- 数年で心筋梗塞や脳卒中のリスクが大きく低下
何歳からでも、遅すぎることはありません。
禁煙外来で「節約」
できますか?
はい。多くの場合、長い目で見ると節約になります。
- たばこ代(1箱600円・1日1箱の場合)
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- 1か月:約18,000円
- 1年:約21万円
- 10年:約210万円
- 禁煙外来の費用
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保険適用の場合、3か月間の治療で自己負担はおおよそ約2万円程度(3割負担の場合)です。
※処方内容により多少異なります。
数か月のたばこ代とほぼ同額で、その後は「ずっと節約」となります。