気管支喘息とは
気管支喘息は、気管支(空気の通り道)に慢性的な炎症が起きる病気です。
炎症があるため、ちょっとした刺激でも気管支が敏感に反応し、
急に空気の通り道が狭くなって息苦しくなる発作が起こります。
どんな人がなりやすいの?
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子どもの喘息
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およそ 5〜10% のお子さんが発症します。
その多く(約70〜90%)は アレルギー体質(アトピー型) です。 - 原因になりやすいもの
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- ハウスダスト
- ダニ
- ペットの毛
- 花粉 など
多くは2〜3歳までに発症し、思春期ごろに自然に良くなることもありますが、 20〜30%の方は大人になっても続くといわれています。
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大人になってからの喘息
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大人になって初めて発症することもあります。
この場合は、アレルギーが原因でないタイプ(非アトピー型) が多いです。
- きっかけになりやすいもの
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- 風邪などの呼吸器感染症
- 花粉症
- 排気ガスやPM2.5などの大気汚染
- タバコ
- ストレス
- 冷たい空気
- 寒い時の運動
気管支喘息の治療について
喘息は、気管支の炎症が続くことで起こる病気です。
そのため治療の基本は、
➡ 炎症を抑えること
➡ 気管支を広げること
この2つになります。
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①毎日続ける治療
(長期管理薬) - 吸入ステロイド薬(ICS)
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治療の中心となるお薬です。
- 気管支の炎症を抑える
- 発作を予防する
- 重症化を防ぐ
※吸入薬なので全身への影響は少なく、安全性の高い治療です。 - 長時間作用型β2刺激薬(LABA)
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- 気管支を長時間広げる薬
- 吸入ステロイドと一緒に使います
- 呼吸を安定させます
※必ず吸入ステロイドと併用します。 - 長時間作用型抗コリン薬(LAMA)
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最近よく使われるようになった治療薬です。
- 気管支を広げる作用がある
- LABAとは異なる仕組みで働く
- 中等症〜重症の方で追加されることが多い
- ロイコトリエン受容体拮抗薬(内服)
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- アレルギー反応を抑える飲み薬
- 小児や軽症の方に使用されることがあります
- 生物学的製剤(重症喘息)
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通常の吸入治療で十分な効果が得られない場合に使用する注射薬です。
アレルギーや炎症の原因物質をピンポイントで抑えます。
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②発作が起きたときの治療
- 短時間作用型気管支拡張薬(SABA)
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- すぐに気管支を広げる
- 発作時に使用する救急用吸入薬
※これを頻繁に使う状態は、治療の見直しが必要です。 - 治療の目標
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- 発作が起きない
- 夜間や早朝の咳がない
- 運動が普通にできる
- 救急受診が不要
この状態を維持することが目標です。
治療で大切なポイント
- 症状がなくても毎日続ける
- 自己判断で中止しない
- 正しい吸入方法を身につける
- 定期的に診察を受ける
当クリニックでは、重症(歩けない、会話ができない)の場合を除き、気管支喘息の診療を行っています。
症状の強さに応じて ICS・LABA・LAMAを適切に組み合わせ、無理なく続けられる治療をご提案しています。
- 「咳が長引く」
- 「夜や朝方に息苦しくなる」
- 「ゼーゼー・ヒューヒューする」
このような症状がある方は、お気軽にご相談ください。
早めの治療が、発作の予防と将来の悪化防止につながります。
咳喘息
咳喘息は、ゼーゼーという音が目立たず、咳だけが長く続くタイプの喘息です。
- 風邪のあと咳が止まらない
- 夜や明け方に咳が出る
- 会話や運動で咳き込む
放置すると典型的な喘息に進行することがあるため、早めの治療が大切です。
治療は気管支喘息の治療薬を組み合わせて行います。
蕁麻疹(じんましん)
蕁麻疹は、皮膚の一部が突然赤く盛り上がり(膨疹)、強いかゆみを伴う病気です。
数時間以内に跡を残さず消えるのが特徴です。
かゆみのほか、チクチク・ヒリヒリした感じを伴うこともあります。
- 種類
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- 発症から1か月以内:急性じんましん
- 1か月以上続く:慢性じんましん
- 原因
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食べ物、薬、感染症、疲労、ストレス、寒暖差などが関係することがあります。
慢性じんましんでは原因がはっきりしない場合もあります。
- 治療
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- 抗ヒスタミン薬などの内服薬
- 必要に応じて外用薬
- 原因や悪化因子を避ける生活指導
症状を抑えながら、再発しにくい状態を目指します。
花粉症・アレルギー
性鼻炎
花粉やハウスダストなどが原因で起こるアレルギー反応です。
- 主な症状
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- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
症状が軽いうちから治療を始めることで、つらさを軽減できます。
検査
当院では、血液検査によるアレルギー検査を行っています。
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①View39
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1回の採血で39種類のアレルゲンを調べることができる検査です。
- 調べられる主な項目
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- スギ・ヒノキなどの花粉
- ダニ・ハウスダスト
- 犬・猫
- 卵・牛乳・小麦などの食物
- カビ など
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②総IgE値
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体内のアレルギー体質の目安をみる検査です。
- アレルギー傾向が強いかどうかの参考になります
- ただし、数値だけで診断はできません
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③好酸球数
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血液中の好酸球という白血球の割合を調べます。
好酸球が多いと- ➡ アレルギー性の炎症が強い
- ➡ 吸入ステロイドが効きやすい
といったことがわかります。
- 喘息
- アレルギー性鼻炎
- アトピー性皮膚炎